洞窟ホテルを後にして、バスでコンヤへ向かいます。カッパドキアには、まだまだ滞在していたかったです。それくらい魅力的で、約1日半の観光ではほんの一部しか知る事が出来なかったです。
コンヤまで230kmという長距離移動という事で、約20分のトイレ休憩。
同じツアー客はトイレついでに土産屋に向かうなか、すぐそばに見慣れない建物を発見!スルタン・ハヌというキャラバンでした。
入場料が必要でしたが、そんなに高い値段でもないので土産屋よりも観光しました。広い場所ではなかったので、トイレ休憩時間で一通り観回れました。
朝早くだったのか観光客がおらず、独り占め出来て最高でした。バスに戻る頃、欧米系の団体旅行客がスルタン・ハヌ観光に来てました。
1267年にイスラム教の神学校として作られ、現在は彫刻博物館になっているとのこと。細い(インジェ)、尖塔(ミナレ)の名がついているが、尖塔は1901年の落雷で低くなっています。
入口がスルタン・ハヌに似ているけれど、なんというか外観だけの観光のために立ち寄る感覚は何だか良く分からない。(´・ω・`)
独特の旋回舞踏で世界的に有名なメヴラーナ教団の名僧たちの棺が置かれた霊廟。だけれど、霊廟ぽさはなくメヴラーナ教団とは何ぞやを視覚的に知るにはもってこいの博物館です。
前日に訪れたテメンニヒルのクルチアルスラン廟の方が神聖さがあります。
旋回舞踏の練習場面を再現じた展示でしょうか?
昼食はレストランでピデ(トルコ風ピザ)でした。
ここでは現地ガイドさんがアイランというトルコの飲み物を紹介してました。飲んでみたいけれどレストランが外国観光客用の雰囲気だったので、日本人などの外国観光客用の味にアレンジされてたら嫌だな。
知りたいのは現地の味。
昼食後には近くにスーパーマーケットがあったので行ってきました。そしたらアイランが売ってました。
蜂の巣(蜜蝋)入りの蜂蜜が安く売っていたので欲しかったけれど、容器の密閉性があまり良くないため、日本へのお持ち帰りを断念。
やはり買ってしまいました。ヨーグルトに水と塩を混ぜた飲料という事ですが、本当にヨーグルトを水で薄めて塩を入れた味でした。甘さなし。日本人のお口には合わないけれど、飲みたいのはこんなトルコっぽさ。(変な方向に思考回路が働いている気が...)
バスでパムッカレへ移動します。移動距離が410kmと果てしない距離です。写真はトイレ休憩で立ち寄った場所にあった礼拝所です。
陽が沈みはじめた頃にパムッカレの石灰棚とヒエラポリス遺跡に到着しました。
石灰棚の水量は近年枯れてきてしまっていると聞いていましたが、枯れてますね。
原因はパムッカレにあった幾つかのホテルが温泉水を使い過ぎで、使い過ぎを解消しても減ってしまった水量は元に戻らなかったんでしょうね。
石灰棚の水源は炭酸カルシウムを含んだ温泉で、白い棚は炭酸カルシウム(石灰)が長い年月沈積してできた景色なんですね。
石灰棚のすぐそばにあるヒエラポリス遺跡。ローマ帝国の温泉保養地として栄えた場所で大地震で廃墟と化してしまいました。
ローマ劇場がありますが、翌日観光するエフェソス遺跡の劇場の方が規模がでかく見応えがあるとガイドさんが言ってました。
なんと水の中にマーメイドが泳いでいる!!!と思ったのは私だけでしょうか?(人生最大のボケでございます。写真もボケた加工しようか迷いました。)
お腹の虫が鳴き出す中、エフェソス遺跡を後にして今日宿泊するホテル、Colossae Thermal Hotelへ向かいます。今回の旅行は夏で18時を過ぎても明るかったのですが、冬にこの時間に来たらどうだったのでしょうか?移動距離がとてつもなく長いので、どうしても遅い到着になりそうな気がします。
ホテルの敷地に野生のハリネズミがいました。こんな時間に私は何をしてるのでしょうか?地図を見るとホテル周辺に出歩いて行けるお店は何もないです。
ホテルの内側の景色です。夕食はバイキング形式でトルコのお味でした。
ホテルには室内温泉の他に写真のような温泉もあります。今回の同じツアーに参加している日本人でここの場所が分かったのは私だけだったみたいです。というより室内温泉と違う場所にあるため、ここの存在を知らなかったみたいです。ガイドさんの説明もなかったですし。
写真は翌朝の時のですが、夜はここでリラックス出来ました。欧米人が十数人利用しているくらいで空いてました。