ホーチミンからハノイまでベトナム南北縦断の旅 9日目

目覚まし時計で6時半に起床。今日は朝からフエに移動するため身支度を済ませます。最近学んだのは連泊しないと洗濯物が湿ったままになる事です。また連泊しても日差しや風のない部屋干しは乾かないようです。
ホームステイ先で焼ヌードルの朝食です。フエ行のバス時間早いので、規定の朝食時間より早くしてもらいました。
朝食は幾つかメニューがあり、その中から選べました。インスタント麺でした。
ドリンクも選べるのですが、ブラックコーヒーを個人的に飲めないお子様なので、ホワイトコーヒーを注文。底にコンデンスミルクが沢山沈んだコーヒーで予想を裏切り美味しかったです。
お子様なのでね。(〃´o`)
TheSinhTouristのスリーピングバスでホイアンからフエへ向かいます。途中、ダナンで多くの乗客が降りて行きました。
お昼ごろフエに到着し、待ち構えていたバイクタクシーを振り切りホテルへ向かいます。
Thanh An 3 Guest Houseと言うホテルで1人部屋です。1泊666円と安いですが、悲しい事に窓部屋でありませんでした。シャワーの温度が弱かったです。
お昼ご飯はガイドブック「地球の歩き方」に書いてあるお店にしました。お店の看板には「ガイドブック掲載の店」と日本語で書かれています。
ブン・ボー・フエのお店なので、それを頂きます。お味は美味しいですが、ガイドブックに載っているから他の店より格別に美味しいという訳ではありませんでした。
ベトナムは優しい味が多いと思います。厚みがあるけれど柔らかい牛肉が満腹感を提供してくれます。ただ薬味の鮮度が悪かったです。
値段は他のお店と変わらずローカル値段です。
グエン朝王宮の午門(入口)
食後は歩いてグエン朝王宮へ向かいました。グエン朝王宮とは1802年から1945年までの間に13代続いたベトナム最後の王朝で、世界遺産になっています。
午門を入場すると即位式が行われる太和殿があります。太和殿の先には広大な敷地が広がりますが、それは一部でしかありませんでした。
グエン朝王宮は周囲2.5kmの城壁に囲まれ、約3.6km²の広大な敷地があります。
真っ赤に塗られ、金色の装飾が施された長い回廊を通り奥へ進みます。現在進行形で色々な場所が修復されていますが、中には未修復の場所もあり、当時の様子と歴史の長さを感じさせてくれます。
光の通り道を見つけました。
1947年2月のフランス軍との交戦により失われ、現在は基壇が残るだけになった建中楼跡には大きな龍の金印があります。当初、明遠楼と呼ばれた建中楼は正面66mにもおよぶ煉瓦造の美しいバロック建築だったようです。
電動カートで敷地内を観光する事も出来ますがふらっと赴くままに気になった場所を立ち寄る事は出来ないため歩き続けましたが、敷地が広すぎて足が疲れました。
(;´Д`)少し休憩。
テートー廟(世祖廟)
テートー廟には13代の歴代皇帝の内、5・6・13代を除いた10人の皇帝の位牌が祀られていました。
ヒエン・ラム・カック
テートー廟の側を歩いていたら、何やら楽器隊がやって来ました。テートー廟の前閣であるヒエン・ラム・カックの前で突然演奏が始まりました。
色々散策し足も限界なので帰る事にします。明日フエ駅から列車に乗ってドンホイに移動するので帰り際にフエ駅へ立ち寄ってみました。時刻を確認し15:40の列車で間違いなし。
夕飯はお昼同様にガイドブックに載っていたフエ宮廷料理のバイン・ベオを食べに行きます。
ホテルから結構距離があり、明かりの乏しい細い路地を歩きます。グーグルマップ先生を何度も疑ってしまいました。
ガイドブックがこんな明かりのない路地を紹介するだろうか?
けれど、やっぱりそんな薄暗い路地にお目当てのお店がありました。バイン・ベオのお店が2件並んでおり入ったのはガイドブックに載ってない方のお店でした。
バイン・ベオそのものに味は特にありません。プルンとした食感を味わう料理の様です。ベトナム料理で使われる魚醤のヌックマムをかけて食べるのですが、甘めのタレで美味しいが、唐辛子が辛すぎました。
お店を後にしますが、あれだけだとお腹が空いたままで、どうしようかとグーグルマップを覗き込みます。
近くに大型スーパーがあるので、そちらへ向かうと露店が2件ありました。どちらもCom Hen(シジミごはん)のお店のようです。
一杯8000VNDで日本円にすると40円と激安です。バインミーよりも安い料理があるとは思いませんでした。
お米がパサパサしていて、ベトナムの米麺は美味しいのにご飯は美味しくないのが私の味覚です。途中でスープを渡されお茶漬けのように食べても良いみたいです。こちらの食べ方の方が良かったです。
スーパーで今日の夜食を買ってホテルへ戻りました。お菓子で腹十分目にして就寝。
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